レインボーフレーバー。
非公式の、プリキュアオンリー同人誌即売会。
プリキュアオールスターズF公開の翌日、9月16日。友人と共にこのイベントに参加してきた。
プリキュアファンの、プリキュアファンによる、プリキュアファンの為のイベント。それは正に、プリキュアファン一人一人が放つ「好き」が満ち溢れた素敵な空間だった。
どんなイベントだったのか、それを振り返っていきたいと思う。
プリキュアオールスターズFの感動が冷めやらぬまま、当日の朝を迎えた。今回のレインボーフレーバーの開催地は、東京・蒲田。もちろん、現地に宿をとった。
開場は11:00、開始は12:00。コミックマーケットの様な大きいイベントであれば、開場前から並ばないと売り切れるサークルも多いが、レインボーフレーバーに関しては、開場・開始に合わせていく形で問題はないと思う。実際、自分も売り切れ等の憂き目にあうことはなかった。
ちなみに、即売会等で徹夜などして並ぶような行為は絶対にやめましょう。近隣住民の迷惑にもなるし、治安維持の観点からも常々問題視されている。最悪、即売会の存続にもかかわりかねないので、今後即売会に参加予定の方は注意してほしい。
蒲田駅からはそこそこ歩いたが、駅付近から離れると、昼食を取れる場所が極端に少なくなる。そのため、開場・開始に合わせていく場合は駅付近で昼食をとることをおススメする。
そして、会場へ到着。全体としては体育館並みの広さだが、そこはプリキュアファンの熱量に満ち溢れた空間だった。
歴代のプリキュアソングが流れ、プリキュア達のコスプレをしたファンが闊歩し、各サークルが魂を込めて作り上げた同人誌・同人グッズが溢れた、情熱の集大成。
決して規模は大きくない。だがそこは、はち切れんばかりのプリキュアファンの「好き」の気持ちが渦巻いている。
同人作品にも心躍ったが、自分が何より楽しかったのは、プリキュアファンの方々との出会いと交流だ。
「プリキュアが好き」というその一点で繋がる縁。そして、その縁をきっかけに深まる交流。本当に、夢の様な時間だった。
最後に開かれたのは、各サークルが描いた色紙争奪ジャンケン大会。
サークル参加の皆さんの力作たちを巡る、ファンの熱量が結集したクライマックスイベント。
即売会終了後に行われるイベントだが、数十人の参加者が残り、この時間を楽しんでいた。
自分も無事、お目当ての色紙をゲット出来ました。
ジャンケン大会が終り、振り返った時にはスペースが撤収され、がらんどうの空間が広がる。正に、兵どもが夢のあと。これも即売会の情感溢れる光景なんだよな。
夕暮れの中、帰途に就くプリキュアファンたち。20歳以上のプリキュアファンは、この後お酒を呑みながらプリキュアトークで盛り上がるのだろう。それもまた、大きなお友達の特権だ。
プリキュア好きの大人は、職場ではマイノリティーであることが多い。そのため、自分の「好き」を語りにくい状況にある。
自分の「好き」を語りたい。プリキュアへの想いをぶつけたい。そんな方は、是非レインボーフレーバーに参加してみては如何だろうか。
次回開催は来年の4月21日(日)。場所は同じく、蒲田。
また、あの夢の様な時間を過ごしたいな。春のレイフレ、行きたいなぁ。